メルロ=ポンティ

読書メモ:木田元「哲学と反哲学」(1985年)①

太平洋戦争で日本の敗色が濃厚になってきた頃、田辺元は現実に対する自らの哲学の行き詰まりを痛感し、最終的には懺悔道という独自の哲学を構築するに至った。懺悔道は従来の西洋哲学同様、絶対知への到達を永遠の目標としつつも、従来の哲学とは質を異にし…

読書メモ:野家啓一「歴史の中の身体 ―西田哲学と現象学―」(1993年)

今回取り上げる野家啓一氏の論文「歴史の中の身体 ―西田哲学と現象学―」は雑誌『現代思想』の1993年1月号で発表された後、『没後五十年記念論文集 西田哲学』(岩波書店、1994年)に収録された。今回参照したのは後者のバージョンである。 第1節:行為と身体…