小林秀雄

読書メモ:中村雄二郎『現代情念論』(1962年)第3編第14章

前の記事へ← 最初の記事へ← 今回取り上げるのは中村雄二郎『現代情念論』の第3編第14章「小林秀雄における美意識と政治」である。この文章は中村が小林秀雄を論じた文章の中で、最もわかりやすいものだと思う。今回も、1994年に出た講談社学術文庫版を参照し…

読書メモ:中村雄二郎『現代情念論』(1962年)第1編第5章

前の記事へ← →次の記事へ 最初の記事へ← 今回は中村雄二郎の『現代情念論』第1編第5章「美と政治の感性的基礎―サルトル「ジュネ論」にふれて」を読んでいく。第5章は著作集第1巻にも収録されているが、図書館の返却期限が来てしまったため、やむなく1994年に…

読書メモ:中村雄二郎『西田幾多郎』(1983年)第2章

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読書メモ:中村雄二郎「西田幾多郎と小林秀雄」(1987年)

引き続き中村雄二郎の西田哲学論を読んでいくわけだが、今回取り上げる論文は「西田幾多郎と小林秀雄」である。同論文は元々フランス語で執筆されたものであり、1986年11月18日にソルボンヌで行われた講演で読み上げられた。その後、『新潮』の1987年2月号に…