武藤一雄

読書メモ:武藤一雄『宗教哲学』(1955年)第1章第4節~第7節

前回の記事← 宗教は超越的でありつつも、社会を変革していくことをその本質としており、保守性の発現は宗教にとって頽落であることが論じられている。 第1章:宗教とマルクス主義 第4節:宗教の保守性ということについて(12-14頁) 宗教が主体的な人間の心情…

読書メモ:武藤一雄『宗教哲学』(1955年)序~第1章第3節

→次の記事 以前、武藤一雄を取り上げた際、「古書市場に流通していない武藤の処女作を除き、その著作を『神学と宗教哲学の間』から順を追って読んでいきたい」という趣旨のことを宣言したが、処女作と『神学と宗教哲学の間』の間にもう1冊本が出版されていた…

読書メモ:武藤一雄『神学と宗教哲学の間』(1961年)序+第1章序論

何故武藤一雄を取り上げるのか 武藤一雄(1913年-1995年)は日本のキルケゴール研究やティリッヒ研究に大きな足跡を残した人物として知られるが、彼にはもう一つの顔がある。それは京都学派の流れをくむ神学者・宗教哲学者という顔である。武藤の指導教官は…