絶対自由意志

読書メモ:クラウス・リーゼンフーバー「純粋経験と絶対意志」(1994年)

1994年、故上田閑照氏が編者となって『没後五十年記念論文集 西田哲学』が岩波書店から出版された。大橋良介氏、野家啓一氏、故新田義弘氏ら第一線級の研究者が寄稿していることもあり、2021年の今も読まれるべき価値のある論考が多数収録されている。 今回…

読書メモ:長谷正當「絶対自由意志と象徴の世界―ベルクソンから見た西田哲学の位置づけ」(1994年)

現在、私は柳田謙十郎の『実践哲学としての西田哲学』(1939年)を読み進めており、『自覚に於ける直観と反省』を扱う章に入っている。しかし、同書は西田自身が「悪戦苦闘のドキュメント」と述べていることからも分かるように、西田の著述の中でも論述が錯…