三宅剛一に関する日本語文献 (メモ、随時更新の予定)

 去年作成したメモ書きをここに公開する。作成者は門外漢であるため、抜けている文献も少なからずあるだろうが、それを承知の上で利用して頂きたい。なお、文献の中で、ネット上で読めるものに関してはリンクを張っておいた。

三宅の著作

三宅剛一(1940)『学の形成と自然的世界: 西洋哲学の歴史的研究』,弘文堂書房
→同書は1973年にみすず書房から再版された。
三宅剛一(1947)『数理哲学思想史』,弘文堂書房
→同書は1968年に学芸書房から再版された。
三宅剛一(1950)『ハイデッガーの哲学』,弘文堂
→同書は1975年に弘文堂から再版された。
三宅剛一(1951)『十九世紀哲学史』, 弘文堂
三宅剛一(1966)『人間存在論』, 勁草書房
→同書は2008年に講談社から再版された。酒井潔氏の解説が付されている。
三宅剛一(1969)『道徳の哲学』, 岩波書店
三宅剛一(1973)『芸術論の試み』, 岩波書店
三宅剛一(1976)『哲学概論』, 弘文堂
三宅剛一(1976)『時間論』, 岩波書店
三宅剛一(1980)『経験的現実の哲学』, 弘文堂
三宅剛一(2006)『ドイツ観念論における人間存在の把握』,酒井潔・中川明博共編, 学習院大学
三宅剛一(2008)『論理学講義(新潟高校講義) ; 科学概論』, 中川明博編,学習院大学

なお、三宅の論文「人間存在と身体」(1956年)と「歴史の限界」(1970年)はネット上で読むことができる。

三宅が差し出した書簡

「三宅剛一差出・下村寅太郎宛書簡 (上)」, 酒井潔編, 『人文』第1号, 127-162頁,2002年
三宅剛一差出・下村寅太郎宛書簡 (下)」, 酒井潔・加瀬宜子共編,『人文』第7号,137-231頁, 2008年
三宅剛一差出・田辺元宛書簡」,中川明博編 ,『人文』第9号,73-96頁,2010年

三宅の論文を収録した論集

小倉金之助ら共著(1933)『岩波講座哲学 第16』,岩波書店
→論文「哲學と數學との交渉」を収録。
弘文堂編集部編(1949)『物質とは何か』,弘文堂
三宅剛一ら共著(1952)『現代哲學の基礎問題 : 務臺理作博士記念論文集』,弘文堂
→論文「経験的現実としての社会」を収録
下村寅太郎・古田光共編『現代日本思想大系第24 哲学思想』,1965年,筑摩書房
→論文「人間存在と身体」を収録。
服部英次郎,藤本是共編(1971)『歴史と実存 : 大小島真二教授古稀記念論集』,未来社
→論文「詩人の想像力 一つの覚え書」を収録
酒井潔編(2002)『人間存在論の哲学』,燈影舎
→収録されている論文に関してはリンク先を参照のこと。編者の酒井氏による解説が付せられている。

三宅が編者を務めた論集

三宅剛一(1968)『現代哲学における人間存在の問題』,岩波書店

三宅が参加した座談会

三宅剛一ら(1949)『物質とは何か』, 弘文堂
→三宅の他に下村寅太郎朝永振一郎渡辺慧が参加。『朝永振一郎著作集』第8巻(みすず書房、1982年)にも収録されている。

研究文献

笠井哲(2015)「三宅剛一における科学の哲学的考察について」,『研究紀要』第56号,109-114頁
加藤篤子(2008)「三宅剛一とハイデッガーの哲学の立場」,『人文』第6号,53-79頁
栗原隆(2010)「三宅剛一とヘーゲル弁証法」,『ヘーゲル哲学研究』第16号,116-125頁
酒井修(1982)「追悼 三宅剛一先生を偲ぶ 京都時代の思ひ出」,『理想』第594号,161-163頁
酒井潔(1994)「三宅剛一の哲学 ―比較思想の観点から―」,『比較思想研究』第20号,188-191頁
酒井潔(1997)「三宅剛一」,『比較思想研究』第23号,21-31頁
酒井潔(2003)「西田幾多郎と三宅剛一 : 伝記的研究の試み」,『学習院大学史料館紀要』第12号,1-67頁
酒井潔(2008a)『三宅剛一: 哲学者』,西山拙斎顕彰会・浅口市教育委員会共編, 西山拙斎顕彰会
酒井潔(2008b)「三宅剛一のフィヒテ哲学講義」,『フィヒテ研究』第16号
酒井潔(2008c)「西田幾多郎と三宅剛一 ―「歴史」ということをめぐって―」,『西田哲学会 年報』第5号
佐野之人・松本直樹(2016)「三宅剛一、辻村公一、渡邊二郎、川原栄峰 有限性、絶対性、本来性」,秋富克哉ら編『続・ハイデガー読本』,329-336頁, 法政大学出版局
下村寅太郎(1999)『下村寅太郎著作集』第13巻,みすず書房
→下村による三宅の追悼講演が収録されている。
菅原潤(2018)『京都学派』,講談社
滝浦静雄(1999)「日本における現象学の可能性 ―二人の先達、高橋里美と三宅剛一に拠りながら―」,『現象学年報』第15巻,79-94頁
滝沢克己(1967)「現象学弁証法 三宅剛一著「人間存在論」について」,『思想』第513号, 120-136頁
竹内良知(1970)「道徳と社会 三宅剛一「道徳の哲学」について」,『思想』第547号,120-130頁
竹田篤司(2012(2001))『物語「京都学派」 知識人たちの友情と葛藤』,中央公論新社
藤田正勝(2018)『日本哲学史』,昭和堂
山中健義(2018)「現実の可能性としての哲学の立場 : 三宅剛一「ハイデッガー哲学の立場」における「哲学の立場」について」,『人文』第16号,
7-26頁